派手な業界だけが成功ではない
企業の業績は見えないものです。収益を上げている企業ほど黙っています。考えてみれば、そうなのですが、収益源がわかってしまうと他が参入してくるので、収益をあげている企業ほど何も言わないものなのです。そんな中、ネガティブなことから、ある業界の収益が高いことがわかってしまいました。それは、工事業です。具体的には、
「LED交換工事』
をしている企業が高収益を上げている事実でした。その企業の脱税により明らかになったのです。蛍光灯が2027年末に廃止になるのでLED交換の需要が高まっています。大型の建物だと交換本数も多い。それを一手に引き受けていた企業が収益をあげていたのです。
ブルーカラービリオネア
これは
「ブルーカラービリオネア」
と呼ばれる現象です。
米国では、配管工や電気工事士、建設業者といった肉体労働に従事する人たちが、年収数千万円規模の収入を得るケースが相次いでいました(米国の物価を考えて比較しないと本当の姿はわかりませんが単に年収の数字で取り上げられている事象です)
この潮流が日本にも来るのでは、と推測されているのです。これは、単に
・人手不足
による人財の需要と供給のアンマッチングです。工事はしなければならない。でも、工事をする人がいない。そのミスマッチが工事する人の価値を高めているのです。現在も工事をする方を集めるために遠いところから招集しているのが実態です。これは今後も続きそうです。
まとめ
AIによってホワイトカラー、知的労働は徐々に代替されていきます。そうなっていくでしょう。そんな時代に、「人の手」が生み出す価値は確実に高まっていくはず。
しかし、現場の仕事は、専門領域であり、そう簡単ではありません。工事品質を高めるには、時間もかかります。その上で、信頼を得て仕事が完了するのです。大手ハウスメーカーでも職人(大工)1,000人抱えます、と発表した企業も出てきました。高額な住宅を提供するメーカーなので、品質を担保するために社内で人財を抱えることにしたのでしょう。これも今後のトレンドになるはずです。その辺りも今後注力して見ながら、判断したいところだと感じます。
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