在庫を制する者が利益を制する
ある企業には、
・「在庫コントロール部」
という部署があります。この企業は各地に小売店を展開しています。以前に社内の『マニュアル』で有名になりました。店舗で統一されていなかった部分をマニュアルによって統一し、収益性を高めた実績が有名になったことがあるのです。その企業は、今回在庫管理で注目されているのです。この在庫コントロール部の具体的な内容は非公開。人数もわかりません。しかし、方針としては、
・本部主導からの脱却
による在庫コントロールです。各店舗が主になって在庫を見て判断する仕組み化をしたのです。
画一的な品揃えからの脱却
小売店は、品揃えが欠かせないポイント。しかし、品揃えを増やすと今度は在庫が増え過ぎてしまう。各店舗に仕入れを任せていたある企業は、在庫が増え過ぎて逆に本部主導の仕入れに切り替えた企業もあるほどです。その根本課題は、在庫の調整です。在庫をコントロールできるかどうかにかかっているのです。
冒頭の企業は各店舗が品揃えを決めています。エリアに合わせて、需要に合わせて仕入れるスタイル。一見、簡単そうに見えて難易度が高い。各店舗の力量の差が出てしまうからです。そこで、在庫コントロール部が活躍する仕組み。バックグラウンドで支える部署があるから、各店舗ごとの仕入れが成功するのです。在庫コントロール部は、データを集め、分析。その結果を各店舗にフィードバックしているので、各店舗はエリアの独自色を出しやすくなります。しかも、そこにデータの根拠があるので安心できるのです。
「なんとなく発注」
から脱却し
「現場が判断できるデータを渡す」
設計思想により在庫コントロール部が活躍しているのです。
まとめ
在庫コントロール部という部署は、調べてみると他の企業にも存在しています。どの企業も同じような悩みを抱えていることがわかります。在庫については
・在庫量
を気にする手法もありますが、最終的には
・在庫回転
がポイントになります。これは、データから計算して分析しなければなりません。そこに活躍の場があるのです。地道な部署に見えますが欠かせない部署のひとつだと実感しています。
——————————-
スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) 運営 執筆
