「案件が完全になくなりました」

ある作曲家のSNSでの告白
・「生成AIの普及で、音楽制作の案件が完全になくなりました」
とありました。2年前くらいから、
・ライター
・作家
・イラストレーター
・作曲家
の方から同じような内容を聞いていました。共通するポイントがあります。それは
・法人需要
・広告コンテンツ作成
・PRコンテンツ作成
・イベントコンテンツ作成
という部分です。

たとえば、作曲家の方だと
・BGM制作
・CM曲作成
・イベント楽曲
・企業VP用音源
といったジャンルの仕事が減少しているのです。当然ですが、それはAIによって代替されているからです。

見分けがつかない。

現在のAIによる楽曲制作レベルは実際の音楽と遜色のないレベルになっています。たとえば、
suno
というAIがありますが、そこにあるサンプル曲を聴くとレベルがわかると思います。AIで制作した曲なのか、判断できないレベルです。実際に知り合いがAIで作成した曲をiTunesで販売しています。架空のユニットをつくり、グループを結成してデビューさせているのです。

かつて数日から数週間かけて納品していた仕事が、AIなら数分で完成する時代。
・しかも素人には聴き分けられないクオリティ
になっているので、仕事がなくなるのも理解できてしまいます。

JASRACの判断

ただJASRACは
・「完全AI作品は管理しない」
宣言しました。

ただ、人が手を加えたものは、そうではないという解釈になっています。そのため、どこまで人が手を加えたのか判断する線引きが、「曖昧な状態になっている」と個人的には感じています。実際に、この境界線は見極めできません。

まとめ

法律や制度、ビジネス場の仕組みが現状ではAIに追随していません。そのため、歪みが出ています。音楽もそうですが、著作権も答えが見つからない状態です。これは、
・YouTube
が出てきたときと似ています。アップロードされた動画の権利や著作権をどのように管理するのか、何もない状態で公開されて広がりました。その後、Googleが買収し、その領域のコントロールをして整備した経緯があります。AIに関しても、時間がかかると思いますが、そのようなプロセスを得ていくのではと予測しています。

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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) 運営 執筆