「最先端AI」一夜にして使えなくなる
トップ記事になりました。Anthropicが提供しているAIの一部が停止したのです。最高峰の性能を誇るミュトスとfable5が停止しました。無料使用期間中でしたが、公開から3日間で停止して、使うことができません。幸い、その3日間で試すことができたので、感覚的な違いは実感しています。
停止の理由は、米国政府が提供停止を命じたから。90分以内に停止して、と伝えたようです。米国政府はある企業から「このAIは危険性が高い」と忠告されたという報道も出ています。どちらにしても、性能が良すぎて
・提供停止
になったのです。AIの性能競争は各社で続いていたので、その最先端モデルが
・利用停止
になることは想像できませんでした。予想外のことが発生しているのを感じています。
どの程度の性能の高さなのか
このAnthropic社の最新モデルの性能は、どの程度なのか。
・「国家安全保障上の懸念」
が生じるほど、性能が高いというのは、どういう意味なのか。それは
・ソフトウェアの脆弱性を発見する能力が高すぎる
ということです。セキュリティを突破する能力が高過ぎるのです。このAIを手に入れてしまうと、各国でサイバー攻撃が発生し、混乱を招くのではないか、という危惧から停止に至ったのです。
AIの性能向上とセキュリティリスクが比例
まとめると、
・AIの性能向上
が続くと
・セキュリティリスクが高まる
という相関関係になっています。この関係性は続くので、性能の高いAIほど
・一般に利用できない
状況ができあがっていくでしょう。限定された企業だけが利用できるAIになっていくと予想できます。
まとめ
AIは「便利な道具」の段階を超え、すでに「インフラ」になりつつあります。 だからこそ、電力や通信と同じように ・「止まるリスク」
が発生してくるのです。まだ、インフラと同等ではありませんが、いずれそうなっていくのでしょう。そのときには、今よりセキュリティについて意識が高まっていくことになりそうです。
——————————-
スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) 運営 執筆
