外されたのは定年ではなく

ある製薬会社が2027年度から、定年を実質的に廃止することを発表しました。現在は60歳定年で、その後は給与水準を下げて65歳まで再雇用しています。新制度では
・定年そのものを65歳に引き上げ
・65歳を過ぎても希望すれば・正社員のまま、給与水準を維持
して働けます。
・年齢の上限なし
・原則1年ごとに、本人の意思と業務の成果を見て更新
するかたちです。

「単純に『お給料をもらいながら、いくつになっても働ける』という話しに聞こえます。しかし、そこには
・年功序列完全廃止
の側面も読み取れます。海外のような年俸制であり、成果に基づいた給与設計に移行しつつあるのを感じます。そこには、年齢は関係なく、
・スキル
・成果
による評価がなっていくのを感じます。

維持できないので

年功序列は数年前に
・年功序列は維持できない
と大企業が公の場で明言しています。年齢が上に行けば、自然に給与が上がる仕組みは、実質的に消滅していくと思っていいでしょう。すでに消滅しているのかもしれません。

そのため働くということは、
・毎年成長する
ことが前提になります。自分のスキルや成果が成長することが前提となるのです。停滞する時期もあるとは思いますが、数年単位で振り返れば、必ず成長していることが当たり前になっていくでしょう。

成長を問われてなかった

逆なことを言えば、年功序列だったときは
・成長を問われない
ケースもあったのではないでしょうか。大企業の場合は、
・昇進試験
がありますが、それ以外はまずありません。そのため、日本が成長しなかった20年間は
・成長を問われなかった20年間
と言い換えることができるかもしれません。

まとめ

成長の定義は個人ごとにちがいますが、時代が変化し、顧客の要望も変化するので、そこに応えるための成長は不可欠だと感じます。「これ、できないかな」と言われたことを「やったことがありません」で返答したら機会損失になるだけでなく、将来の道を閉ざすことにもなるでしょう。逆に、やったことがないので、検討したい、調べてみたい、という前進が道をつくっていくと思います。

だれかがつくった轍(わだち)を歩むだけの時期は過ぎたように感じています。新しい轍(わだち)をつくっていく人になりたいと感じます。

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執筆・運営 :藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) fjコンサルタンツ :『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』

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