特定の仕事をするときに

人の能力の差は出ます。

これは事実。

能力差とはなにか?

能力差は、能力が開発されている

進捗度のちがいだけ、と考えます。

能力を上げるには、

現状をレベルを理解して順番通りに

進めるだけです。

ただ、現場では、そこまでできません。

なぜなら、能力が開発されている人を

経営者、リーダーが欲しがるからです。

確かに、能力レベルが最初から高い

人がくれば、ありがたい話しです。

ただ、そんな現実はほとんどありません。

「能力が低い部下をどうしたらいいのか?」

という相談は連日、多数寄せられるのです。

私の答えはいつも同じです。

「育てるしかありません」

と答えています。

育てて成功するかは、私にもわかりません。

しかし、次の人に期待して何も育てない

企業に将来は望めません。

なぜなら、育てる能力も企業の力だからです。

育てるのに、手間がかかりそうな人に対して

出来る限りのことをするべきです。

それが、次へのステップになるのです。

大事なのは、

教える側が「あきらめないこと」。

そのために、人には能力が備わっている、と

信じてあげることです。

その能力を開花させられないのは、教えている

自分たちの責任。

そう思うことによって、あきれめず取組むことが

できるのです。

経営者とリーダーは、「人間力」も試されるのです。