初飛行が1981年。
今年2011年で退役。
30年間で約130回の飛行。
(発射失敗1回、空中分解1回)
再使用可能な初の宇宙船。
書籍がいくつか出ていますが、
感心するのは、マニュアル化された
組織体系。
何が起こるかをすべて予測しながら
手を打っている。
発射の時、クルーの家族のまわりには
元スペースシャトル乗務員が囲い込む。
万が一のことが目の前で起こった時も
想定しているのだ。
宇宙に出てしまえば、補充も追加も
できない。
そんな環境の中で冷静に対処する資質を
乗務員には求められます。
これも、訓練のたまもの。
危機的なことがおきても、パニックにならない。
冷静に状況をつかむ。
判断する。
この流れを体得している。
宇宙飛行士の訓練体系は、リーダー育成の
プログラムと重なるものがあります。
限られた中で目的を遂行する。
このシンプルな原則をどこまで身につけるのか。
今後も宇宙事業はチェックしていきたいところです。
【link】
http://ja.wikipedia.org/wiki/スペースシャトル