営業会議で営業リーダーとのやりとり。
「あの会社は、ずるいやり方をして受注しているんです」
と力説している営業リーダーがいました。
「どんなやり方なんですか?」
「担当者を丸め込んでいるのです」
「そうですか・・・・なるほど。
ところで、自分たちは正しいやり方で
営業しているのですよね?」
「ええ、そうです」
「そうですよね。でも、この場合、受注できて
いないですよね?」
「はい、そうです」
「おかしくないですか?
受注できない言い訳を自分たちの正当性で
逃げているだけじゃないですか。
正しい会社、正しいやり方でやっているならば
たくさん買っていただくべきです。
他社よりすぐれた商品・サービスを提供しているのなら
たくさん買っていただくことが顧客のためですよね。
それが世の中への貢献ではないですか?」
「・・・・・」
といった会話が交わされました。
がんばっている方でしたので、これ以上伝える
必要はなかったのですが、今一歩のところで
止まっていたのです。
会社のあるべき姿もこういった場面でも
大事な柱となるので浸透させる必要があります。