会社の雰囲気が【無責任】体質であったり、

ある部署が【他責】の雰囲気であることは

現場で見受けられます。

個人でいえば【言い訳】習慣の人。

この【無責任な雰囲気】を回避するには、

現実のとらえかたを変えていくしかありません。

人は、【自分のこと】と【他人ごと】に

分けて認識しています。

会社の業績を

【自分のこと】10:【他人ごと】0

で考えることができる人が経営者。

役職のない方であっても、この意識を

持っていれば立派な経営社感覚を持ち合わせて

いることになりますね。

【無責任】体質の部署や、個人の方々は

【自分のこと】1:【他人ごと】9

で現実をとらえています。

このときに、

「課題点を解決しろ!」

と叫んだところで、いい解決案は出てきません。

「当事者意識がない」

という状態ですね。

せめて

【自分のこと】6:【他人ごと】4

の状態まで意識を変えてからでないと

何を取組ませても進まないです。

だからこそ、意識を変えるまでは、

リーダーは

怒鳴ったり、

怒ったり、

説教したり、

しても、ほとんど効果がないわけです。

【自分のこと】6:【他人ごと】4

の状態に意識を変える方法は、

【現実の直視】

しかありません。

しかも、

【客観的な数値】

【因果関係】

を示すしかないのです。

現実を理解してもらうときは、

冷静に対処しなければなりません。

声を荒げては絶対いけないのです。

穏やかに進めればいいのです。

ただ、根気よく地道さは必須ですが。

たとえば、こんな事実を伝えています

「顧客は、世界中どこからでも購入する

自由があります。

私たちは、顧客に選ばれるしかありません。

選ばれなかったら、どうなりますか」

 

こうして、無責任な雰囲気を回避し、意識が

【自分のこと】6:【他人ごと】4

を越え

【自分のこと】7:【他人ごと】3

以上になっていけば、

大きな岩が動きはじめる

わけです。

こうやって考えてみると、最初の意識の変革を

丁寧に実行することが大事だとわかりますね。