新規事業のポイントをまとめておきます。
1)提供する商品サービスのレベルが他社より高いか?
高い場合は、強気の戦略を組むことができますが
そうでない場合の方が多いです。
同じようなレベルであったり、優位性があったとしても
顧客から認識できない差であったり。
そんなときは、次のように考えていきます。
2)顧客を絞り込む
商品サービスだけで差別化できにくい時は、
他の面で差別化をはかります。
そんなときに、ヒントになるのが、顧客を分類すること。
自分と相性がとてもいい顧客がいることに気がついたり
この顧客が手間がかかるので、どこの会社も相手に
していないな、
などと分けていくことができるのです。
次は
3)顧客単価
という視点で、分類した顧客グループをランク付けします。
新規事業は、単価が低いものでは、起ち上がりにくい、
という特性があります。
できれば、単価の高いところを最初からねらっていきます。
4)抜け落ちている顧客層を見つける
他の会社がスッポリ見落としている顧客で
単価が高い顧客層が見つけます。
そして、そこに集中します。
このような顧客は、おそらく、おそろしく時間がかかり
手間がかかる顧客かもしれません。
しかし、それも戦略のひとつとしては正しいのです。
なぜなら、事業が起ち上がることがゴールなので
プロセスを問うてはいけません。
経営は、明確なゴールを達成することです。