組織を崩壊させるのは意外に簡単かもしれない。
そんな事例を目の当たりにしました。
半年のブランクがあった組織を見る機会があり
「それにしても・・・評論家が増えたね」
というのが印象です。
この意見、私だけではありません。
他の人からも同じ意見を聞いています。
ここで言う評論家とは、
『具体案を何も企画できない(答えを出せない)のにも
関わらず、ダメ出しだけをする人』
ということになります。
・売上が少ない
とか
・利益が出ていない
とか、誰でもわかるようなことを
もっともらしく言ってしまうのです。
1人ではなく、複数の人が言い始めていました。
そのため、スタッフは疲弊し、フリーズします。
解決策や具体案は、現場のスタッフだけに求めますので
ますます組織が悪化していく・・・。
答えがありませんので、スタッフを問い詰めるだけ・・・。
「どうするんですか?」
「何をするんですか?」
この状況は、世界中どこでもあるようですね。
海外の著者ですが、こんな書籍もあるくらいです。
「申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。 」カレン・フェラン
評論家だけでは、会社の経営はできませんから、
結局のところ、ひとつのゴールに向かうだけです。