平成28年版厚生労働白書が発表されています。
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/16/

高齢化、医療介護について詳細に書かれています。

その中から経営に関連するような部分をピックアップします。

まずは下記労働人口推移について。

2014年と2015年の比較をすると

25歳〜34歳:24万人減

35歳〜44歳:20万人減

45歳〜54歳:32万人増

55歳〜64歳:24万人減

の計36万人減少となっています。

ただ、

65歳以上:48万人増

となっているので、全体では約12万人増という結果になっています。

25歳〜44歳以下は44万人も減少していることを考えれば将来は人財確保が経営のカギを握ることになるでしょう。

下記グラフは人口の将来推移グラフ。

これは定番のグラフです。

65歳以上の割合は現在26%。

4人に1人が65歳以上です。

これが2060年には約40%まで上昇します。

2.5人に1人は65歳以上という計算。

これから日本が大きく変わるのに

避けては通れない現実です。

下記は、世帯数の推移グラフ。

世帯数は増加し続け、現在は5000万世帯を越えています。

こうした統計の事実を踏まえて将来設計を考えるべきです。

まわりに流されて決定すれば「みんなで間違う」ことにもなりかねません。