上がり続けたら

原材料が上がった。 人件費も上がった。 だから
・値上げするしかない
のが現在の状況です。これは、続きます。望まない現実かもしれませんが、地政学的にも値上げ状況が続くと予測できます。

ただ、値上げは永遠に上げ続けることができません。関心は、
・製品
・サービス
によって、価格上昇の限界がちがうということ。そこの見極めが今後も大事。見極めは
・事例
によってデータを蓄積し、判断基準にしていくことです。最近でもまわりに
・値上げしても買いますか?
と聞くようにしています。特定の製品群を指定して、値上げが続いても買うのか、いくらになると買わなくなるのか、を確認しているのです。

人の感覚はとても抽象的で合理性がない部分です。そのため、人による
・パターン認識
も必要だと感じています。

ここもついに値上げ検討

値上げをしていない企業があります。飲食チェーンだと、サイゼリヤです。このサイゼリヤが
・決算の会見

・値上げを検討している
と発表。検討しているだけですが、大きく報道されました。

あのサイゼリヤが値上げか、と話題になったのです。サイゼリヤの平均客単価は現在
・862円
です。もともと客単価は、ファーストフード並み。高くはありません。その価格帯の飲食チェーンが値上げを検討している状況は、仕入れの値上げ吸収ができない、という意味にもなります。

値上げではなく「単価が上がる理由」を作る

サイゼリヤはイタリアンのジャンルですが、他との優位性を
・意図的に企画
しています。同じ値段では
・この美味しさは出せない
ようにしているのです。材料仕入れ、工場、を分散化し、ノウハウが漏れないようにしています。飲食の競合相手だけでなく、コンビニも競争相手として認識しているのです。

そのため、美味しさとコストの優位性を今まで築いてきた経緯があります。よく考えています。

まとめ

今回取り上げたサイゼリヤの値上げ検討は、他の企業よりは遅く、最後のように感じます。報道もそのような論調でした。庶民の味方のサイゼリヤが値上げするのか、という流れです。でも、値上げを検討しなければならないほど、状況は変化していることを理解すべきと感じた事例でした。

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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) 運営 執筆