スキマ時間に読める経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジfrom2011

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Year: 2018年

坑道の中のカナリア

坑道の中のカナリア(canary in a coal mine) という言葉があります。 今では使われていない手法ですが 炭鉱で一酸化炭素中毒などの毒ガスを人間より先に 察知させるためにカナリアを用いて いたという歴史があります。 それが今では比喩、たとえとして 使われています。

1年前と比較して増加減少したところ

統計データを定期的に確認しています。 こうした定点観測は振り返りから 将来予測へとつながるので経営に携わって いる人には不可欠だと感じています。 労働力調査の2018年10月分が公開 されています。 就業者数は1年前の同月と比較して 144万人増加して6275万人となって います。 全人口の51%が就労していることに なります。 急増している業界とは
water

2019年を占う(1)

来年2019年を占うために現状を最初に 振り返っておきます。 今月に入り、忘年会の季節になりましたが 忘年会の日程が例年よりはやくなっている ことに気がついてますでしょうか。 通常ですと12月中旬がピークになるのですが
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新規事業の立ち上げは嬉しい

新規事業を立ち上げること。 これは経営者の喜びのひとつです。 先日もある経営者から 「今度提案に行きます。新規事業の。 どうなるかわかりませんが・・・・」 と相談を受けました。 新規事業のためのアライアンスを 提案しに行く予定なのです。 結果に対して不安を抱えているはず ですが
ビジネスパーソン

疲労リスク管理(FRM)とは

疲労リスクを規定している業界 2017年4月に国土交通省は 「安全管理システムの構築に係る一般指針」 を改定し航空会社に疲労リスク管理をする ように定めました。 航空業界は年中休みもなく運航に関しては 早朝深夜を問わず営業しています。 そのため運航乗務員の疲労が溜まりやすく 重大な事故が発生しているという業界でも あります。

仕事を楽しいと感じる部分とは

仕事で楽しいと感じる時があります。 楽しいと感じる時はテンポよく仕事が 進み前のめりで実現していきます。 その逆は仕事を楽しいとは感じない 時期で停滞を感じることです。 経営者だろうが役職者だろうが、スタッフ だろうが人は人なのでこうした感情の 起伏は誰でもあるものです。

それ意味があるの?が組織を崩壊させる

繰り返されるフェードアウト 「あの取り組みどうなった?」 「そういえば年間計画に入っていたイベントいつやるの?」 「それ以前決めたよね。いつだったか覚えてる?」 「たしかマニュアルつくったと記憶してるけど誰か持ってる?」 といった会話がオフィスでされているのでは ないでしょうか。 リーダーが意気込んでプロジェクトや 取り組みを進めても3ヶ月から6ヶ月後には フェードアウトしてしまうことが多々あります。 見慣れた光景になっている会社もあるの
飛行機

わかっているけど守られない

パイロットの飲酒問題 10月(2018年)にJAL(日本航空株式会社)の 副操縦士が乗務直前の飲酒により捕まりました。 事務所でのアルコール検査もすり抜けた後の 発覚のため重大な事象として捉えられています。 外部から見たら、どうしてそんなことが 発生したのか不思議に感じます。 アルコール検査がすり抜けできる体制なのか、 など複数思うところがあります。 会社側の報告書には
買い物

時間をかけて迷いたい

買い物は2パターンに分かれる 人が買い物するパターンは限定的だと 言われています。 買い物パターンを心理学的アプローチで 分析し、そのノウハウを提供している 会社もあるくらいです。 これは日本に限らず世界中どこでも 同じようなパターンを描くと言われて おり人は買い物する時には似たような 心理プロセスを描くのです。 時間軸で買い物パターンを分類して みると2つのパターンがあります。 ①即決パターン
スマートフォン

通信障害でマヒする世の中

大規模通信障害が発生した 2018年12月6日午後に発生した通信障害。 あるメーカーの通信機器を使っていた 携帯電話が一斉に世界中で止まった。 たまたまですが私のスマホも突然 つながらなくなってしまいました。 4Gという表示が3Gという表示に変わり 何もつながらない。 最近、こうした現象がたまに発生するので 再起動を繰り返してみました。 しかし、
回転

ゴーン氏のおかげで顧客が3倍にもなった

資本関係解消されコスト20%低減を要求され 1999年日産にカルロス・ゴーン氏が来ました。 日産の再生施策に取り組みんだ中で目立ったのは 「系列解体」です。 日本の自動車メーカーは部品供給してもらう メーカーを「ケイレツ」という名で束ねて いました。 安定した品質の部品を仕入れるための 手法だったわけです。 これをゴーン氏は一気に解体。 資本関係のある会社も資本関係を解消。しかも

すべてのハードがソフトに移っていく

携帯電話は機器の価値が下がった ガラケー時代に世界シェアを席巻した 携帯電話端末メーカーがあります。 NOKIAというメーカーです。 フィンランドに本社があるメーカーです。 2000年前後から2011年まで、世界シェア、販売台数の 世界一メーカーでした。 そのNO1メーカーがスマートフォンの時代に なると順位が陥落し2013年には携帯電話事業が Microsoft社に買収されました。 さらに2016年にはスタートアップ企業に