【fjconsultants365日Blog:3683投稿目】〜1日3分、3ヶ月で1冊分の知識転移〜
素早い判断が経営には求められる
今年2019年から変化の年になります。
経営にはスピードが求められるように
なると常々伝えております。
そのために経営者、リーダーは
・素早い判断
ができるようにトレーニングして
おきたいところです。
素早い(fast)&判断(judgement)
が業績に関連してくるからです。
業績はもともとPDCAサイクルを回す
回数によって連動します。
1年間というワンイヤールールのもとで
業績を出していくスポーツみたいなもの
なので試合に参加する回数が多い方が
業績を積み上げることができるのです。
素早い判断ができる基礎とは
素早い判断をするにはトレーニングを
しておくことです。
特に日頃から素早い判断をしていない人は
トレーニングが不可欠です。
経営者にはせっかちな人が多いと言われて
いますがそれは誤解です。
素早い判断が身についてしまうとまわりの
人とスピードが合わなくなってしまうのです。
素早い判断ができるようになるためには
まず素早く選択肢を決めるトレーニングを
しておくこと。
毎日の生活の中で選択肢を決める機会は
必ずあります。
・何を食べるのか
・どのルートで行くのか
・今何をするのか
といったことを決める時にスピードを
求めてみることです。
毎日のルーチンワークになっていることは
日頃のルーチンワーク以外の選択肢を
探して素早い選択をトレーニングするのも
いいでしょう。
選択肢が出てきたら「5秒で決める」と
ルール化するのもひとつの方法です。
ちなみに5秒で判断できないことは
それ以上考えても判断はあまり変わらない
ものです。
そのように考えてトレーニングしてみる
ことです。
素早い判断ができる人の特徴
素早い判断ができる人にはいくつかの
特徴があります。
ひとつには
・直感を大事にしている
ことです。
数多くの判断トレーニングを積んで
いくと、判断するのに時間を要しなく
なります。
判断を求められた時に
・それはこうする
と頭に浮かんでくるようになります。
これは過去の判断経験の積み重ねから
導き出されるものだと感じています。
それが当人には「直感」として認識
される場合もあるのです。
その直感は正しいことが多いと言われて
います。
将棋・囲碁・チェスの世界でトップ
クラスの人たちは直感で選択肢を導き出して
いると発言されています。
そこに理論はないのか?という議論もありますが
経験に裏打ちされた直感は「ヤマ勘」ではないので
ベースには理由理屈が存在すると思います。
ただ即答された方はその違いがわかりにくい。
そのため即決の判断に価値があるのかわからない
ことがあるのがネックです。
経営者やリーダーの場合、素早い判断をすることと
その判断を説明することは分けて考える方が
良さそうです。
素早い判断の後は、ゆっくりと丁寧に説明を
まわりにしていくことが懸命です。
まわりの方への説明のスピードアップは
誤解を生むこともあるので注意が必要です。
素早い判断のもと、丁寧な説明が経営を
円滑にスピードアップする方法だと感じます。