スキマ時間に読める経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジfrom2011

スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための経営情報Web Magazineファースト・ジャッジfrom2011

Year: 2019年

課長になりたくないと言われたらシャドウイングで育てる

「いやですよ、課長になるのは」 「しんどそうですし、うちの課長」 「責任だけ増えて手当は少しじゃないですか」  と言い出す人が増えています。   最近の若い奴はまったくやる気がない、と 一刀両断して終わりでもいいのですが 会社経営ではそんなことも言ってられません。   人が育ち、成長して、主要な役職について 役割を果たしてもらうことで会社組織は 成立するようにできています。     「昇進したくないと言われて困っている」 「何をしていいのか、手の打ちようがない」 「想定外の価値観だ」 と言われた側は大きなとまどいとともに フリーズしているのではないでしょうか。   この問題、世代の問題だけで片付けられる ものではありません。 深く考察してみると他の要因もあるのが わかり、解決への糸口が見つかります。

断れないリーダーがパンクする理由

「お客様に言われたら断れないだろ」 「断るなんてできるわけないだろ」 「なんで断るんだ」 「社内もお客様だと思え」 と仕事を受ける立場にいる時に どんな仕事でも請け負ってしまう人が います。 常に青信号で赤信号がありません。 そんな人がリーダーだとチーム内は いつも「仕事がパンク」している 状態が常態となっています。   チームのスタッフからリーダーを見れば 「なんで選ばないんだろうか」 「どうして断らないんだろうか」 「なぜ優先順位をつけないのか」 という疑問を持たれていると思います。   そうした断れないリーダーの生態を 見極めていきたいと思います。

後継者である新社長は経営理念を刷新すべきか

 新社長に就任する後継者(承継者)からの 相談の中には 「経営理念を新しくしたいのですが」 「今まで明確に打ち出していなかった経営理念を 刷新したい」 「新社長になるタイミングで打ち出したい、新理念を」  という苦悩があります。 先代との違いを出していきたい、自分の カラーに会社を染めていきたい、といった 希望ととまどいがそこに隠れています。   大きなインパクトを残したいと思いながら 影響がマイナスに響くと困ったことにも なるので、経営理念・経営ビジョンを 新しくするかどうか悩むところです。   新しい、自分なりの経営理念・経営ビジョンを 考えようと思った時も、思いつく言葉も 出てこないこともしばしば。   他社の経営理念を見てもピンとこない。 そんな状況に陥っているならば、次の ようなプロセスを描くとスムーズに 進むと思います。  
自然

2拠点生活を楽しむデュアラーとは

「都心に住むと自然が恋しくなる」 「地方にいると刺激が欲しくなる」   都心でいる時に仕事がうまくいかないと 「ここは人が住むところではない」 と思い、地方にいて進展がないと 「ここにはチャンスがない」 と感じることも。   人は常に満たされない何かを感じる ことが普通ですが生活環境が原因だと 感じる人は一定の数でいるのを 感じます。   そんな満たされない生活を解決するのが 2拠点生活。 生活拠点を1つではなく2つにするライフ スタイルです。   最近では、 「デュアラー」 という言葉が提唱されています。   「2拠点生活」のライフスタイルを 称する言葉として打ち出されて います。  

リーダーは理不尽なこと避けられない

「マジで?」 「どうしてこんなことされるの?」 とヒドいことをされることが仕事では 発生します。   「こちらは善意で行ったことなのに」 「手のひらを返された」 とありえないことをされた時には 呼吸もあらくなり他の仕事が手につかなく なってしまいます。   仕事をしているとそんな場面に出会うことが どうしてもあるのです。 特にリーダーになると避けることができません。   そんな時、どのような対処をしていますか。 どのように気持を整理していますか。  
オフィス

不満は環境のせいか

「また退職者が出ました」 『またなの?』 「またです」 恒例行事のように退職者が出るとまわりの スタッフは通常業務さえできなくなって しまいます。 会社の成長を望んでも、成長より維持する ことさえ困難な状況。 周りのスタッフへの負荷がさらにかかり 「しんどい」「つらい」「どうして」 といった雰囲気に陥ってしまいます。 退職者が続く職場には何か原因があるので しょうか。   その点を解き明かしてみたいと思います。
商談

フレームワークSTPとは

「答えが見つからない」 「これ以上、考えられません」 といったことがビジネスでは直面します。   これ、思考の行き詰まりと呼ばれ 息苦しい状況が続きます。   締切が迫っている時など緊迫感が出て しまうのではないでしょうか。 「どうして見つからないの?」 「答えはあるだろう」 「打つ手は無限だ」 と言われてもフリーズしている時には 何の導きにもならないこともあります。   そんな経験はしたくありません。 そんな時のために覚えておくといいのが 答えを導き出す思考回路パターン。   分析方法、フレームワークと呼ばれる 種類のものです。今回は    
データ

情報共有がうまくいかない

「どうして知らないの?伝えてあるでしょ」 「見てないの?グループウェアを」 「チェックしてる?他のメンバーのスケジュール」 一緒なオフィスで働いているのになぜか 情報が行き渡らない。伝わらない。 情報量が増え情報共有の量も飛躍的に増加 しているので仕事といえばメールやグループ ウェアをチェックすることばかり。 スマホの通知が追いかけてくるのが現状では ないでしょうか。 「休まる時がない」という声も聞こえてきます。 そんな中でどの情報が重要なのか、わかりにくく なっていないでしょうか。 これでは情報共有がうまくいくはずがありません。 情報共有に手を焼いているリーダーやスタッフの 方は情報共有をこの機会に見直してみるのも