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~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

80年続いていたが

80年以上続いていたサービスが終了。
米国の新聞ニューヨークタイムスが
「テレビ欄」を8月で終了しました。

読者のライフスタイルが変化したため
です。
テレビの視聴方法が変化したのが理由。

どのように変化したのか?

見たいときに

今までテレビ番組は放送日時が決まって
いました。

ドラマなら月曜日の21時とか、ニュース
なら月曜日から金曜日の朝・昼・晩・深
夜とスタート時間が決まっていたのです。

それが変わりました。
見たい時間に見たい番組を見ることがで
きるようになったのです。

ストリーミング放送と呼ばれるジャンル
です。
業界では「ストリーミング時代」が来た
と叫ばれています。

日本でも

日本ではどうでしょうか。
ストリーミング放送は普及しているので
しょうか。

日本では「インターネットテレビ」と
呼ばれています。
まだ中心となる配信先はなく乱立して
いるのが実情です。

主な配信先は
・政府
・地方自治体
・テレビ局
・ラジオ局
・ポータルサイト
・通信会社
・プロバイダー
・番組制作会社
・映像コンテンツ企業

などになっており、各社が覇権を狙って
いるのが分かります。

その中でも既存のテレビ番組がそのまま
見ることができる場所があります。

民放5社・広告代理店4社が共同になって
提供している「Tver」。↓
番組視聴の途中でCMが流れる仕組みに
なっており、自由な時間にテレビ番組を
視聴できる仕様になっています。

まとめ

いつでもテレビが視聴できる。
どこでも視聴できる。

電車の中でも車の中でもテレビを見るの
は当たり前の光景です。

映像、動画から離れられないライフスタ
イルになりつつあります。

しかし、日本の新聞からテレビ欄が消え
るのは、まだ先のようです。

日本の新聞は米国と違い、発行部数が
桁違いに多い。
読者層も高齢者になればなるほど多い
ので、すぐにテレビ欄が廃止されること
はないでしょう。

その点、米国の新聞は部数が少ないので
デジタル化へ大きくシフトしているので
す。
その象徴がテレビ欄廃止。
そう捉えています。