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新規事業は既存ビジネスへの新規参入でも可能性はある

fjconsultants Blog:4,505投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

既存ビジネスの新規展開

新規事業創出のとき、考えるのは新しいアイデアや新しいビジネスモデル。
しかし、なかなか出てくるものではない。
また、まったく世の中にない新サービスを出すのはリスクも高いのは事実。
空振りに終わることもあるから。
対象としている顧客層が購入する予定にしていたが反応しないこともあります。
スタートアップ企業事例を振り返れば確率が低いことは理解できます。
そうであるならば、もうひとつの方法である既存ビジネス(既存業界)へ新規展開も検討する。
既存ビジネスへと新規で参入できないのか、を考えるのも有効なのです。
既存ビジネスであれば市場が完成されています。
売り上げが見込めるのです。

今回は、既存ビジネスに新規参入する点について考えてみたいと思います。

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そのまま行う

最初は経験がないので新規参入する既存ビジネスの手法をマネることからスタートすると思います。
しかし、顧客は増えないでしょう。
以前から存在している企業の商品サービスと同じだからです。
顧客は購入先を切り替える必要もなければ切り替える利益もありません。
切り替えてもらうことを『スイッチング』と呼んでいますがそこには理由が必要です。
同じ商品、同じサービスならば切り替え理由がない状態。
しかも新規参入で知名度もなければ信用もない。
なので顧客は増えていかないのが続くのです。

違いをつくるコツ

では、どうすればいいのでしょうか。
ひとつには、『違い』をつくる。
既存ビジネスを展開している企業との違いをつくり出すのです。
商品でもサービスでもいいので違いをつくっていきます。
そのとき、コツがあります。
顧客が満足していない点、要望しているところを読み取ることです。
ここはヒアリングして出てくることもあれば、仮説を立てて検証する部分でもあります。
マーケットインと呼ばれることもある領域です。

ただマーケットインといっても簡単ではありません。
顧客の声は他社もヒアリングしているはずです。
そうなると他社の上を行くしかないのです。
ヒアリングも深く聞くことができるのかがカギになります。

まとめ

後から参入して違いを出してきた企業はいくつか事例があります。
わかりやすいところでいけば、カフェ業界。
スターバックス、タリーズが広がった後にベーカリーレストラン会社が参入してきました。
サンマルクカフェです。
スタバ・タリーズの普及を見てから参入したとも言われています。
違いは、コーヒーだけでなく焼きたてのパンも提供できること。
コーヒーと一緒に美味しいパンを求めていた顧客にマッチングしました。
これはエンドユーザー向けの事例ですが、法人向けのビジネスでも同様です。
何かサービスや商品を付加する。
『そう、それ欲しかった』と顧客が気がつくような内容のものを付加する。
それができれば新規参入して一定の広がりが得られるのです。

藤原毅芳写真
この投稿記事を書いたのは経営コンサルタント  藤原毅芳 fujiwara takeyoshi (fjconsultants)
1971年生まれ 鎌倉市在住 fjコンサルタンツ代表 一般社団法人暮らし振興支援機構理事 単著8冊、監修1冊、海外翻訳出版1冊、講師として宣伝会議の『マーケターのためのPDCA実践講座』などで継続的高評価を受けている。2021年大手都市銀行シンクタンクの法人会員限定雑誌に『売れる仕組み〜マーケティングの基本』を執筆。『この世に残るべき企業を支援する』を軸とした考えで経営の現場で課題をスピード解決し企業を発展させている。経営セミナー松本考動倶楽部は2014年から登壇し講義80回を超え、2020年からオンライン経営勉強会マナビィーズとしてリスタート。0円コースもあります https://manaby.biz/muryo/