fjconsultants Blog:4,720投稿目 fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

衝突増加傾向

最近衝突が増えていると感じませんか。
社内においても衝突する回数が増えていると感じます。
要因は交流が減ったからと感じているのではないでしょうか。

実際に分断された人間関係は衝突が増えるのが予想された結果です。
分断された人間関係は煩わしい関係性が減るので快適と感じる面もあります。
しかし、お互いのことを知ると機会が減るので、新しく入った人との関係は薄いままです。
そのため仕事において衝突が生じてしまいます。

衝突手前

先日もこんなことがありました。
お互い知り合い同士で仕事のやりとりをしていたのです。
知り合いといっても社外の関係性です。

詳しく知ってるかといえばそうではなく、1年ほど前から何回か顔を会わせるくらいです。
結びつきが強くありませんが、かといって薄い関係性でもありません。
この関係性において仕事の取引が発生しました。
商取引が行われたのです。

問題が発生したのは、ささいなことですが連絡が来なかったことです。
お互い知っているので、どこか甘えが生じていたのかもしれません。
片方が後から連絡しても大丈夫だろうと思い、もう一方はすぐに連絡をくれるだろうと期待していたのです。
これだけなら衝突に至らなかったのですが、連絡が遅くなった上に報告の内容が思いやりのない内容になっていたのです。

通常で考えれば、思いやりに欠けているのは接触の回数が少なかっただけ。
電話でもメールでもいいので接触する回数が以前と同じようにしていれば問題がなかったはずです。

しかし、今だと、さほど連絡しなくても問題がないのではないかと勝手に解釈してしまうことも増えているのです。
分断が原因で発生してしまったとできごとだと感じます。

今回は衝突手前でストップできましたが、他の事例では炎上したのを聞いています。

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炎上ケース

協力会社さんに対してベテランのスタッフが逆ギレをしてしまったケースも発生しました。
こちらの連絡ミスで協力会社さんに迷惑をかけてしまったのです。
そのため協力会社さんから注意を受けたのです。

謝罪すればよかったところをなぜか逆ギレ。
言い合いになってしまったそうです。
しかも他のスタッフがまわりでいるところで衝突してしまったのです。

衝突する場面を他の人が見てしまうと、その組織の稼働率は下がります。
業績も下降していくのはほぼ確実です。
これには根拠があります。
過去に取り上げた記事をご覧ください。

今後は分断が発生する

このように衝突する場面が増えているのを見て、やはり世の中は分断してきたと感じる次第です。
大きな視点で見れば国と国も分断が始まっています。
その行き着く先は衝突であり海外紛争にまで発展する可能性もあります。

首相が公邸に引っ越しをしたと報道がありました。
9年ぶりのことです。
これは何かのサインを読み取って、危機管理対応のために公邸に引っ越したのではないかと予想できます。

海外紛争なのか、地震などの自然災害が発生するのか分かりませんが、何か大きなリスクを感じて行動してるように見えるのは私だけではないと思います。

まとめ

このように分断から始まり衝突が発生し、最終的には大きな集団で分断衝突が発生するかもしれません。
あまり当たってほしくない予測ではありますが、それらしい文脈が形成されつつあると感じます。杞憂で終わることを祈るばかりです。