「期間限定」と書くなら
「期間限定で買取金額アップ」
よく見かける期間限定のキャッチコピー。これは、長年よく使われるキャッチコピーです。
2026年6月、消費者庁が株式会社ゲオストアに対して景品表示法に基づく措置命令を出しました。
何をやったのか。 ゲオストアは「買取金額10%アップ」を「期間限定」と銘打ってキャンペーンを展開しました。 ところが、期間が過ぎても同じ条件のキャンペーンをそのまま繰り返していたのです。つまり 「期間限定」は、最初から限定ではなかったわけです。
消費者に「今だけお得ですよ」と思わせて行動をうながす。 これ自体はマーケティングの基本。 しかし、その限定に実態がともなわなければ、それは販促ではなく「有利誤認」になります。
なぜ止められなかったのか
「期間限定」は確かに効きます。 キャンペーン期間中は買取件数が跳ね上がる。
・数字が出るからやめられない
状態になってしまうのでしょう。これは一種の依存構造です。
特に目標が達成していないときは、延長したくなるのです。悪循環だと感じます。店舗ごとの目標設定があるのが普通ですが、未達成のときには誘惑にかられるのでしょう。短期の数字に依存する体質から抜け出せなかった、という解釈も成り立つと思います。
「本物の希少性」という逆転の武器
希少性は、本物でなければなりません。お客様に見抜かれてしまいます。ここは
・透明性
が重視される部分です。隠すことができない、という前提でビジネスを進めるべきです。
まとめ
信頼を損ねることを想像できなかったのか。このような事例を見るとそう感じます。しかし、信頼を損ねるより目先の結果の方が大事だと感じていたのかもしれません。それほどの圧力がかかっていたかもしれないと想像できます。不祥事は、冷静さを失う構造がそこにあるので、やはり組織の仕組みに問題があったと思います。
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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) 運営 執筆
