AIに頼るなと語った脳科学者
脳研究者の池谷裕二氏が「20代から30代前半はAIに頼るな」と語ったインタビューが公開されました。池谷氏の書籍は以前から読んでいます。脳の構造をわかりやすく伝えてくれる著者のひとりです。脳科学は専門家も多く出てきましたが、難解な内容も多く、苦手な人もいると思いますが、池谷氏はその点で他とちがうと感じます。
その理由はシンプル
「20代から30代前半はAIに頼るな」と語った、理由はシンプルでした。
・その年代は脳が最も伸びる時期
・思考の負荷を外に出してしまうと本来伸びるはずだった部分が伸びない
という理由なのです。成長できるはずなのに、成長できないからやめた方がいい、という論調。たしかにそうだと感じます。しかし、AIを使うでしょうね。
検索と同じように
わからないことがあれば、検索していました。それがAIに質問するようになっています。それ以外も、難解な文章があると、とりあえずAIに投げて、要約してもらう。これも多用しています。特に学生は当たり前のようにしています。
そのためか、新卒の方を接していると、難解なものが目の前に出てくると
・AIにとりあえず投げる
行為をします。それこそが、外部に思考の負荷を出してしまう行為。自分の頭を使わない習慣になっています。これはAIを多用するとだれでも、そうなります。
使うな、ではなく
そう考えてみると、使い方としては
・一度、自分の頭で考えてみる
・アイデア、意見が出てこないまで頭を稼働させる
・その後に、AIに投げる
・AIと意見交換する
のがベターのようです。自分の頭で考えたときに
・解決策
・アイデア
がいくつ出てくるのかを把握しておくことが大切。そのプロセスだけは省かないようにしましょう。
まとめ
「20代はAIに頼るな」という警告は説教ではありません。単に成長できるはずのものが成長できないかもしれないという気づきです。これは年代問わず、問いかけされていると思ってください。AIは万能ではなく、AIを使って新しいものを作り出すプロセスにすぎません。AIの意見もあいまいな部分があるので、その不正確さも理解できる自分がいてほしいと思います。
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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) 運営 執筆
