スキマ時間に読める経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジfrom2011

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「ニュースから企業経営のヒント」の記事一覧

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経済の未来予想が正反対

米国ではソフトランディングが期待されているが、欧州ではハードランディングの兆候があり、米国でもハードランディングの可能性が否定されていない。経済予測には複数のシナリオがあり、確率の低いシナリオに対する準備の重要性を考える時期なのかもしれません
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企業の新しい価格方針となるのか

日本の大手企業の社長がメディアで「値上げはもう謝らない」と宣言し、今後は製品の価値に見合った正規の価格で販売する方針を示しました。この発言は、日本の製品価格が長年低く抑えられてきた問題を反映しており、品質やブランド価値を含めた製品の真の価値を適正価格で反映させる戦略の転換を意味しています。この新たな価格戦略は、消費者に品質と価値に基づく価格で購買するのを促していますが、そこまですぐに転換できるかはまだわかりません。
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金利ある世界に戻るための準備がこれ

日本銀行が初めてETF(上場投資信託)の売却を行ったことは、日本金融界における新たな動きとして注目されます。これまで中央銀行によるETF購入は禁じられていた領域でした。日銀はこの手段を用い、今に至って売却に踏み切ったのです。この背景には、金利上昇の避けられない状況と、国債の含み損に対する補填のためでしょう。日銀のこの行動は金融政策の新たな局面を示していると感じます。
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将来予測を増やすために裏の意図を考える

経済の局面においては、専門家の意見が正反対に分かれることが多く、特に米国経済に関しては意見の分裂が顕著です。最近、イエレン財務長官は米経済がソフトランディングを達成したと宣言しましたが、この発言は心理的な安心を提供するためのもので、実際の経済状況の不確実性を反映していない可能性があります。過去の例からも、イエレン氏の発言には慎重な検討が必要であり、裏にある意図を考慮することが重要だと考えます。経済における断言や宣言は、その真意を確認する必要があると感じています。
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やっと実現します、アシスタントと分身

スマートフォンは日常生活において不可欠なアシスタントとして機能し、情報と機能を提供します。一方、AIはビジネスの分身として、データ分析や顧客対応、創造的なアイデアの生成に貢献し、ビジネスの成長を加速させます。スマートフォンとAIの融合により、ビジネスはより人間的で創造的なものへと変化し、AIによるルーティンワークの軽減によって、より高度なタスクに集中できるようになるでしょう。やっと実現します
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手ぶらで自由に動きたいので生体認証か

生体認証技術の進化、普及ですがAmazonが手のひら認証のシステムを一般への販売をスタートさせています。このシステムは米国でスポーツジムや空港で広まりつつあり、ユーザーは手のひらを使って簡単に決済できる高速で非接触型のIDサービスです。この技術が徐々に浸透すれば、将来的には手ぶらでの買い物や事務所の入室管理にも利用できます。価格やセキュリティなどがクリアできれば、最終的には手ぶらで動けるサービスが選ばれていくでしょう。
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条件が揃わなければシェア増えない

楽天グループの株主優待、通信SIMを提供するようです。楽天モバイルの契約数に苦戦しており、eSIMの株主優待によって契約数増加をさせるようです。楽天モバイルは他社に追随され、競争が激しい。市場参入は難しく、成功は偶然の条件に左右されることがあります。楽天モバイルの展開に注目です。
return to the world

金利ある世界ではこんな金利%になる

金利の変動による影響が不透明で不安を感じている方も多いかと思います。2%物価の安定には、シミュレーションによると政策金利は2.8%まで上昇すると予想されています。それに伴い預金金利やローン金利も大幅に変動する見込みです。特に住宅ローンは大きな上昇になるでしょう。個々の状況によってはプラスとマイナスが分かれるため、今のうちから対策を考えておく必要があります。
disconnect

不正発生、その原因、見過ごす理由、真因とは

認証申請に関する不正行為が自動車めーかーで発覚し、組織内の問題が明らかになりました。過度な開発スケジュールによるプレッシャーや管理職の無関与などが発生原因とされています。また、管理幹部と現場との断絶が責任放棄や通常の報告ラインの機能不全を引き起こしました。再発防止策の確立が今後のポイントだと感じます。
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長期的な製品価値はどこがポイントなのか

製品の使用期間が短くなり、物質の豊かさは消費を前提にする現状があります。しかし、EUではアパレルの廃棄規制が導入されることで合意。持続可能な方向に舵を切り始めています。一方で、先端技術の製品は修理が難しく、修理できる製品が減っているという危機感もあります。だからこそ、「自分で修理できる」を価値とする動きも出てきています。今後は長期間利用でき、価値が減らない製品へのニーズが部分的に突出してくるでしょう。
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あくまでも相手があってのツールです、SNSは

トレンドは毎年細分化しており、自分の好きな分野の情報をSNSが補完してくれるのは助かります。TikTokが新たなトレンドを発表し、部門ごとにランクインしたものが挙げられています。しかし、SNSの使用法の本質は「交流する」ことであると言えるでしょう。毎日少しずつでもSNSに接することで、新たなトレンドや情報を知ることが可能となり、時間とともに、これがビジネスリーダーにとって重要な視点となるはずです。
dynamic and abstract

折り返し地点がそろそろやってくる

米国FRBは金利上昇を停止し、2024年から利下げを予定していると明らかにしました。これにより、米国経済はソフトランディング(景気後退を緩やかにする経済政策)する可能性が高まり、株価も期待値とともに上昇することが予想されています。しかし、インフレの懸念がまだ残る状態で、中央銀行の金利政策の判断は難しい状況にあります。英国でも金利据え置きが続いています。大きな動きが予想されるのは2024年の春で、その時期を見守るしかないと感じます。