2007年問題

【2007年問題】団塊の世代、大量離脱を解決するための技術伝承の書。(2006年出版)

著者は「失敗学」の大家。

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技術伝承のコツ

今回の本は、技術を伝えるために書かれた

著作になります。

しかし、今でも通用する内容。

技術だけに限らず、どんな場面でも

応用が可能な内容なのです。

2007年問題が終わっているかも

しれませんが、あえて取り上げます。

主な内容は

「伝える」のではなく、「伝わる」。

知識構造が一致しない「理解の壁」。

教える前の「受け入れの素地」。

伝承5つのポイント

「伝えるための5つのポイント」

1)まず体験させろ

2)はじめに全体を見せろ

3)やらせたことの結果を必ず確認しろ

4)一度に全部を伝える必要はない

5)個はそれぞれ違うことを認めろ

になります。

伝えるための5つのポイントは秀逸。

簡単な言葉で書かれていますが、奥が深い

内容です。

まずは、この順番で教えてみることに

チャレンジしてください。

伝わったかどうかの確認は、

【同じ結果がでたか?】

によってのみしか、わからないとのこと。

「再現性」です。

【再現性がないことは、教えたことにならない】

という気持ちを持っていなければ、

基準が決まらないことがわかります。

まとめ

教える立場の経営者、リーダーには、基本要素として

知っておくべき本。

持っておく必要がある書籍です。