NO2が面従腹背だと課題が隠れてしまう
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「面従腹背」とは、
・・・表面上は従っている、従っている様子だが
内心は賛同していない、反抗していること
とあります。
この手のタイプの方には、二通りあります。
1)調子よく会話を合わえてくる人
2)上司の言いたいことを理解した雰囲気で
もっともらしいことを偉そうに語る人
の2つです。
1)の調子を合わす人はわかりやすいので
対処がしやすい。
問題なのは、2)のもっともらしく語る人
なのです。
内心は、理解しているのか、賛同しているのか
判断がつきにくいのです。
そんな時は、どう判断すればいいのでしょうか。
2)のもっともらしく語る人を見分けるには、
【語っている言葉】と【行動】
が一致しているのか、リサーチすることです。
ある支店でもこんなことがありました。
NO2の方がどうも面従腹背の傾向がある、
ということでリサーチしてみると
「上長が事務所にいないときは、事務所に
居座り、活動しない、仕事しない」
「上長が見ていない所で部下に無理な
仕事を急に押し付け困らせる」
などの事実が出てきたのです。
組織のNO2がこんな状態では
モチベーションも上がらず、雰囲気も
停滞してしまいます。
そもそも組織が成り立ちません。
組織の力学は、思いもよらぬ所に
課題が隠されてしまっていることもあるのです。
見抜くのに時間がかかることもありますが
その時には、優先順位を変更して
とりかかることになります。