教えるという行為は、相手に対して

強烈なインパクトを残します。

強烈なインパクトは

プラス面もあれば、マイナス面もあります。

プラス面は、問題ありませんが、マイナス面が

やっかいです。

特に教えている側が間違っていることに気がついて

いないことがよくあるのです。

たとえば

「さすが、○○さんは素質があるね」

とほめている場合があるとします。

一見、問題がないように見えますね。

しかし、 これは本人の成長を止めてしまう可能性も

あるのです。

どうしてか。

それは、

【素質がある】:【素質がない】

という先天的なもので能力が決まるという固定概念を

植え付けてしまっているからです。

なにか大きな課題があったとき、それを乗り越えられない

状態において、早々に

「素質がないから・・・乗り越えられない」

と考える人になってしまうかもしれないのです。

だからこそ、

「よくやった」

「よくチャレンジした」

と仕事に対するスタンスや挑戦姿勢をほめるべきなのです。

先天的な能力、才能、素質という話題で片づけないことが

ここのポイントになります。