一瞬で消失

2026年6月福島県喜多方市の老舗酒蔵「笹正宗酒造」が、火災で全焼しました。

・1818年創業。
・208年の歴史。
・国の登録有形文化財に指定された母屋や仕込み蔵を含む8棟
・出荷を控えていた約2万5千本の酒瓶
・2024年に新調したばかりの、こうじ室を含む全ての醸造設備

など、すべてが一瞬で失われました。

関係ないと思いたい

通常「火災なんて、うちには関係ない」と感じてしまっています。しかし実際に小さなことは発生しています。過去に
・会社事務所の外、タバコの火の不始末でボヤ
を実際に目にしたことがあります。前日の不始末で翌日の朝にボヤになりました。発見が早く、大事にはならなかったのですが、発見が遅ければ全焼だったでしょう。

起こってほしくないことですが、起こらないわけでもない。だから
・BCP(事業継続計画)
をつくっておくべき、と言われて数年が経っています。

ただ、策定している企業は全体の2割にも満たないと言われています。「そんな大げさな準備をするのは大企業だけの話」と決めつけているのかもしれません。そのときになってから決めればいいだろう、という心理もあると思います。

ほとんど発生しないが

万が一のことなんて、数十年に1度あるかどうか。100年に1回もないかもしれません。しかし、BCPはその1回のために策定しておくことです。経営は
・予期しないイベント
に対しても対策する必要があるのです。その準備は通常ならば
・保険をかける
という行動で実施していると思います。その先の詳細計画をしておくのがBCPとなります。このような準備は
・将来への対策
となるでしょう。計画しておけば再建する時間も短くなりますし、ある程度のリスクを回避することができると思います。

レジリエンス

一時期、「レジリエンス」という単語がよく出てきました。
レジリエンスとは
・ストレスや困難な状況に直面した際に、折れることなく「しなやかに適応し、回復する力」
と定義されています。個人が困難な場面に遭遇したとき回復する力のことを指しています。これは企業にも当てはまるのではないかと考えています。

企業のレジリエンスが今後は問われると思うのです。

まとめ

環境はコントロールすることができません。予期しないことも発生します。驚くこともありますが、準備をしているときほど、落ち着いて対処できます。対応の準備や計画がないときは、慌てて対応することになり、
・判断ミス
も多発します。そんなミスを減らすためにも、準備計画を立てておくことだと考えています。

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スキマ時間に読めるビジネスリーダーのための『経営情報Web Magazine ファースト・ジャッジ』fjコンサルタンツ 藤原毅芳(fujiwara takeyoshi) 運営 執筆