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~経営には優先順位がある~fjコンサルタンツ藤原毅芳執筆

新しいことも3ヶ月で

新しい取り組み、新しい仕事、新しい習慣は3ヶ月を過ぎてくると楽に進められるようになります。
最初の3ヶ月間を過ぎれば次の壁は3年後までないと言われています。

ペース配分がつかめるようになる。
力配分がわかるようになる。
段取りの内容が理解できるようになる。
そんなことが身につくのが3ヶ月間という期間だと実感しています。

新しいことにチャレンジするが

コロナ禍で新しいことに取り組みたいという言葉をよく耳にするようになりました。
今から新しいことをする企業や人は、過去の経験が少ない。
新しいことへのチャレンジ経験が少ないのです。

そのため、希望はあっても新たなチャレンジを自分のものにできないことが出てきます。
もったいないことだと感じます。

なぜなら

なぜ新たなチャレンジが停止するのでしょう。
それは、身近な人が原因になることがほとんど。
身近な人が止めてしまう。
ストップさせてしまうのです。

どうして身近な人が要因になるのでしょう。
それは、予期していないからです。
身近な人ほどフォローしてくれるのではないか、と期待値が高いのも原因のひとつです。

判断基準を決める

新たなことは
・続行
・撤退
の判断に迫られるのは事実。
だからこそ、撤退基準だけつくっておけばいい。
撤退基準をクリアできるならば継続しかない。

たとえば、利益が出なくても赤字にならないのであれば『継続』だけという判断もありである。

赤字にならなければ何年でも継続してしまう、という基準も経営においては必要になることがあるからです。
特に、市場がまだ成熟していない段階は市場規模が定まりません。
また、商品開発においても世にない商品ほど時間がかかるからです。

後から参入するときも

レッドオーシャンにあえて飛び込むときも同じように考えます。
優位性を持つまで時間がかかるのが前提なんで、消耗戦ではなく、プラスマイナスゼロで継続させながら差別化の幅を広げていく手法です。

時間を味方につける考え方です。

まとめ

新たなことは、うまく進む、止まる、後退する、また一気に進捗する。
このように状態が安定しません。
なので、実践する人が一喜一憂しがち。

そうなると毎日継続することさえ判断しなければならない状況に陥るのです。
毎日実践することに疑問を持ち始めるのです。
そうなるとフェードアウトしながら終了を迎えてしまう。

そうならないためにも、撤退か継続しかないと考えておけばいいでしょう。
立ち止まるという選択肢は早々に消去しておくことです。