業界には、なぜか横並びの常識が存在して
いることが多いです。
例えば、百貨店。
百貨店は、夏のセール、冬のセール時期を
横並びで実施しているのです。
そこに三越伊勢丹が去年から独自路線を
打ち出しました。
「最も売れる時期に値下げするのは正しくない。
定価で買った顧客の不信感も招く」という判断で
セールの時期を遅らせたのです。
そのため、顧客が混乱し売上が落ちた、という
記事が出ました。
本当のところはわかりません。
孤立した、という事実だけは確かです。しかし、
最終的には顧客がどこを選択するか、だけですので
業界内の孤立はある意味、プライオリティが低い、
とみなすべきでしょう。
さらに広い視野に立ってみるならば、業界内で
競争している、という意識が時代遅れになるかも
しれませんね。
【出典】
http://president.jp/articles/-/9257