「事業承継者のための生き残り組織運営」の記事一覧
営業スタッフを抱えている企業では、「新規開拓」を
やらなければならないのに、「やろうとしない」現実が
増えてきています。
というのも足元の業績が減少してきている企業も増加傾向にあり
経営者の中では「今から業績回復に手を打っておきたい」という
気持ちがあるからです。
その反面、現場の営業スタッフは、そこまでの認識になっておらず
「まだ大丈夫では」
「業績はまだそれほど下がっていない」
「大きく下がり始めたら手をつけよう」
といった感じのようです。
新規開拓は、本格的に手を打つ時期を見誤ると経営では
将来を読み解く。
半年先を予想できる。
半歩先が明確に描ける。
そんなことが完璧にできれば苦労しない。
しかし、先を読み解く答えはどこにも落ちていない。
業界の将来、競合他社の今後の計画などは、
企業情報を集めながら編集し、予測していくこと。
そこに尽きます。
では、どのような企業情報を集めていけばいいのでしょうか。
今回は
会社は業績がわるいときだけ問題が発生するわけではない。
業績が上昇しているときも問題は発生する。
なぜか。
「会社が成長すること」と「個人の成長」はすべての人に連動して
いないから。
自分の実力を出し切って、個人の能力を成長させている人は
「あなたは複雑なことを解き明かすことが好きですか?」
と質問されたらどのように答えるでしょうか。
複雑なこと?
そう、ビジネスにおける複雑なことです。
たとえば、
ビジネスにおいて複雑なことといえば、「選択肢」が多いこと。
選択肢が多すぎて選ぶことができない状況のことです。
そんなとき、あなたは
「悩みは尽きない」
「いつまで続くのか、このストレス」
「会社売却も考えてしまう」
事業を承継したアトツギ(後継ぎ)社長の悩みが終わることは
ありません。
2代目社長、3代目社長、4代目社長と会社経営が存続することが
目的ですが、そのために悩みは減ることはなく、増え続けるような
イメージです。
こうした悩みの種類には
寛容と偏狭。
イメージだけで説明すれば「寛容」とは「ゆるい」と感じる人も
いると思います。
「偏狭」とは「頑な」「ガンコ」といったイメージでしょうか。
今回、寛容と偏狭を取り上げて経営を考えてみたい。
というのも、今後5年間、10年間は
「経営は難しい」
「経営にはセンスがいる」
と言われることがある。本当でしょうか。
経営は難易度が高いと思われています。
難しい部類に存在していると言われています。
そのため経営者は限られた人しかできない、と
説明されることもあるのです。
これは、経営が「不安定」が前提だからです。
一定ではないから。
環境によって、時代によって、不可抗力によって経営が
崩れてしまうことがあるからです。
今まで安定していたからといって
これからの経営に求められるのは「透明性」です。
言い続けていますが、実現には遠い会社もまだあるようです。
「透明性」とは対象とする人によって内容が違います。たとえば
「新規開拓は難しいです」
「提案しても今は必要ない、と言われました」
という新規開拓の報告を聞く度に思うことがあります。
そんなに難しいのか?
どこまで難易度が高いのか?
ということ。
今回はその点を
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「永遠に稼げるビジネスがあれば・・・」
とホンネが経営者として出てくるのは当たり前です。
売上を稼ぐ商品・サービス、利益を稼ぐ商品・サービス、
もしくは会社を成り立たせているビジネスモデル、ポジショニング。
利益をもたらす因子は「キャッシュエンジン」と呼ばれていますが
これらが永遠に
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「最悪のスタートです・・・」
「このマイナス、挽回します」
ビジネスはワン・イヤー・ルールなので1年間で決算を出します。
1年間(365日)で業績を出すルールになっています。
そのため、決算が終わると次の期が始まる。
そのスタート時期に
・スタートダッシュ
できるときと、
・スロースタート
の場合がある。
とくに、前期の期末に全力を尽くし結果を残したときに限って
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「同じ職種だから全員同じことをしてもらう」
「ベテランも若手も同じことをしなければ成長しないのでは?」
と同じ部署のメンバーは全員同じ仕事をさせることがあります。
ベテランメンバーは10年、20年の経験があり、若手は5年未満の
経験しかないチームの場合、同じ仕事をさせることは正しいのでしょうか。